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産地で楽しむ"碾茶" [食べ歩き]

9月、京都に行ったついでにお茶の産地を見ようということで宇治茶の一大産地である和束に行ってきました。茶畑の写真とかはまたおいおい。

和束町は、JR関西本線加茂駅(木津川市で和束町ではない)の北口から、奈良交通バスの和束町小杉行に乗って約20分で町の中心地に行くことができます。観光案内所は中和束で下車。片道運賃はだいたい500円程度。お釣りは出ないので両替をお忘れなく。

さて、町の公式サイトの観光情報にも掲載されていますが、ここは宇治茶という、日本茶の一大ブランドを支えているところだったりします。なにせ町の観光情報がお茶に埋め尽くされているくらいなので、どこを見渡しても視界に茶畑が入ってきます。

wazukacha_cafe.png
そんな町の中をてくてく歩いていくと、公園の中にけっこうよさげな雰囲気のお店があります。そこが『和束茶カフェ』、和束産のお茶を楽しんだりお土産に買ったりできるカフェです。


お土産はお茶で埋め尽くされているので置いておく。


wazukacha_cafe_menu.png
メニュー。けっこう充実しています。

wazukamaccha_crushedice.png
和束抹茶のかき氷(400円)
甘めの濃茶(?)をかき氷に食べていただきます(訪問時は気温がまだ高くかなり暑かった)。
けっこう甘めにされていますが、ちゃんと抹茶の香りもしますし、何より暑かったからその冷たさが体に染み渡る…w
このかき氷、抹茶のほかにもほうじ茶や煎茶、玄米茶なんてのまでありました。今思うとそっちを選ばなかったのが悔やまれる…。でも美味しかった。

tencha.png
急須でのむ碾茶(500円)
碾茶は、茶葉を挽く前の抹茶です。挽いて粉にしてしまうので、普通の煎茶と違い、茶揉みをされません。なので…

tencha_leaves.png
茶葉はこのようにくるっとせず、まっすぐ伸びたままです。茶葉をそのまま細かく刻んだような感じ。これでもちゃんとお茶は出ます。

味はというと……まあ普通の煎茶というよりは、抹茶に近い旨味、といったところでしょうか。明らかに煎茶とは香りも味も違いました。というかそもそも碾茶を飲めるだなんて思いもしなかったからある意味これは貴重な体験ではある。(※碾茶は通常流通しない加工前の茶葉なので、こういった場所でないと飲む機会は普通はありません)


wazuka_leaf.png
和束茶カフェ公式キャラクターなんて子もいました。かわいい。


wazukacha_pet.png
和束町で生産されたお茶は通常は宇治茶として流通しますが、町の中ではこのように和束茶のパッケージでお茶が販売されていたりします。


お茶が好きな方はぜひ和束へ。


和束茶カフェ
住所:京都府相楽郡和束町白栖大狭間35
営業時間:10:00~17:00
定休日:なし(ただし年末年始をのぞく)
駐車場:なし(車は入れない場所にある)
交通アクセス:奈良交通バス和束線和束町小杉行で『和束山の家』下車徒歩約5分
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